留学しないで英語をなんとかしたい

留学もしないで英語が仕事で使えるようにするために苦労しているおじさんのブログです。

THE END OF AVERAGE

平均の終焉とでも訳すのでしょうか、平均値で考えるのも終わりにしようという書籍です。

 

The End of Average: How to Succeed in a World That Values Sameness

The End of Average: How to Succeed in a World That Values Sameness

 

 

そもそも、平均値は、天文を観測する際に、観測値は誤差を含むというところから、より真の値に近づけるために、平均値を利用していました。

 

それがとある天文学者が、人間に適用しだしてからおかしなことがおきます。

身長の平均値、体重の平均値、胸囲、座高、等々

まるで、平均値が真の値であり、しまいには、平均が揃った人間が理想の人間だなどという誤解を生みます。

ちなみに、理想の人間ということで、身体のいろいろな部分が平均的な人間を募集したら、そんな人は見つからなかったなどという話もあります。

 

ということで、人に平均をあてはめるのはおかしな話なわけです。

 

この書籍は、比較的平易な英語で書かれており、英語の勉強には良い書籍かと。ただ、体の部位など専門用語がでてくるので、辞書を引く必要はあります。

 

面白く読めるので、英語学習におすすめです。