話すための英語学習
前に中学英語を丸暗記すると意外に口から英語が出てくるという話をしました。
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正直、これまでいくつもの英会話学校に通い、大量にお金を落としてきましたが、どれよりもスピーキングに効果があったのは、単純な英語丸暗記です。
専門的な話の場合は、ちょっと考えて文書を組み立ててもいいんです。その分野の人通しが内容の議論をするので、何とかなります。
ただ、一般的な会話や雑談になると、とにかく素早く最初の一言を出すことが重要で、それには頭の中にパッと出てくる英語の引き出しを作っておく必要があります。
そのために中学レベルの英語を丸暗記するのは、かなり有効な方法です。先ほどの『瞬間英作文トレーニング』は、その面では素晴らしい参考書です。
しかし、この本は本当に中学英語だけなので、英語として表現が稚拙な部分もありそうです。例えば、依頼の文書は、"Will you -"のみで、"Would you - "とか、"Could you please - "とかはありません。ですので、実際に会話で使っていると少し稚拙な表現になっているのかもしれません。
そこでもう少し実践的なのがこちらのシリーズ 。
- 作者: Edwin T.Cornelius Jr,Lee Bo Young,斉藤覚
- 出版社/メーカー: 朝日出版社
- 発売日: 2014/05/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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例えば
"Would you please hold the door open for me?"
「ドアを押さえててもらえませんか」
といった、実際に使える丁寧な依頼表現が載っています。
ただ、文書も長く、聞きなれない単語もでてきます。また、文法的にも仮定法過去完了などもでてくるので、300文を習得するにはそれなりの努力が必要です。
ただ、その努力の報酬として身につく英語力は、十分に価値あるものではないかと思います。ぜひ、一度お試しを。