留学しないで英語をなんとかしたい

留学もしないで英語が仕事で使えるようにするために苦労しているおじさんのブログです。

語彙力を増やす

ブログを書いているので少しは語彙力をつけようと思い最近読んだのがこちらの書籍。

  

語彙力を鍛える 量と質を高めるトレーニング (光文社新書)

語彙力を鍛える 量と質を高めるトレーニング (光文社新書)

 

 語彙力を質と量の観点から、強化していくという内容。

 

例えば、語彙力を増やすのには対義語や類義語を考えましょうというのがあるのですが、一見当たり前のことのように思えますが、じっくり考えてみると結構、勉強になります。

 

対義語の問題として、「破壊的」というのがあるのですが、パッと思いつくのは「創造的」です。他にも「建設的な意見」といった使い方から、「建設的」が。他にも「建設」から想起される「生産的」も対義語としてよいのではとあげられています。

 

この方法はおそらく英語の勉強にも使えそうです。英語の文書を書いているとよく直面する問題として、同じ単語が繰り返されることがあります。

 

例えば、「XXXの提案が面白い」「今回の調査の結果は面白い」といったことを言いたいとき、日本語なら、「興味深い」「注目に値する」など複数の表現が可能です。しかしながら、英語では語彙力がないため、どれもこれも"intersting"になってしまいます。"intersting"の連発です。

 

これは英語論文を書いているときなんか、頻発する問題です。

 

こんな語彙不足も都度、類義語、対義語を考えていくと、少しは解決するのではないかと。でも、英語で類義語ってなかなか探すのが難しいのです。「面白い」でもなかなかニュアンスが違ったりと、日本人では判別つきません。

 

そこでオススメなのが、こちら。類義語が充実しています。当然、通常の英英辞典としても使えます。 

Oxford Mini Dictionary & Thesaurus

Oxford Mini Dictionary & Thesaurus

 

 

例えば、こんな感じ。

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"Interst"について下の囲みで類義語が載っています。特に助かるのは、太文字になっている単語で、例えば、"attentiveness"は、"interest"の1番目の用法に一番近い類義語を示しています。

このように類義語で太文字のところをさらに調べてみれば、語彙が増えていきます。

 

地味ですが、英語文書で稚拙な単語の連発からは脱せられるのではないかと。